保護者からのクレームがあったとき、対処を間違えないようにするためには結論を急がないことが重要だと言えます。

早急に解決しなければならない問題もありますが、とにかく結論を出すことだけを急ぐともっと苦しい状況になってしまう恐れがあるでしょう。

たとえば、いじめを原因に学校に行けないから、先生が毎日自宅で勉強を見るべきだと言われたとします。すんなり受け入れてしまうと、苦しい状況に陥ることが分かるでしょう。相手の機嫌を損ねないように言われたことを受け入れてしまう学校は少なくありませんが、その場で結論を出さないようにしてください。

担任が対応した場合は、いったん学校に持ち帰って管理職と共に対応を考えますといった対応をするべきです。すぐに結論を出さず、慎重に解決することを覚えておきましょう。